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Q&A 18

質問18

仏事一般
お焼香は何回すればいいのですか?
〈回答 18〉 お焼香のしかたは宗派によって違います。どうちがうか。
  1. 回数
  2. つまんだお香を軽くおし戴いてから香炉にくべるか、そうせずにそのままくべるか。
まず回数については、浄土宗は一回〜三回、いずれでも結構です。大勢の人数で焼香するときは、心をこめて一回、でいいでしょう。
(浄土真宗本願寺派は一回、浄土真宗大谷派二回、曹洞宗二回、臨済宗一回、真言宗三回、天台宗一回〜三回、日蓮宗一回〜三回、と聞きました。いろいろですね。)
そして浄土宗では、右手指でお香をつまみ、そのまま手を返して(手の平が上を向く)左手を添える形で、軽く額のあたりにおし戴いてから、香炉にくべます。三回焼香するのであれば、同じ所作を三回繰り返します。
初めから流れを説明しますと、
  1. 導師に合掌、礼をする
  2. 香炉の前に進み、(合掌したまま)一礼
  3. 焼香(一回〜三回)
  4. 合掌、礼(心をこめて)
  5. 導師に合掌、一礼して席に戻る
言葉でご説明すると難しいようですが、何度かやってみれば、すぐにお分かり頂けると思います。
質問16の回答でもお伝えしましたが、形だけで終ってしまっては意味がありません。形に少し慣れておいて、それから心をこめて——形と一致した心でもって香煙を献ずる... それが大切です。

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