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Q&A 92

質問92

仏事一般
「寺院墓地」というのは、どういうお墓のことをいうのでしょうか?
〈回答 92〉 「寺院墓地」とは、寺院が檀家のためにお寺の境内地に設けた墓地をいいます。寺院墓地にお墓があるということは、そのお寺の檀家である、ということです。そのお寺の宗派に属し、そのお寺に仏事をお任せすることになります。
「お寺とのおつき合いは大変」とお考えの方もいますが、多くの長所—例えば、仏教・仏事などについて親身になって相談にのってもらえる、お寺の行事に参加できる、檀家同士の親睦を深める機会が得られる、などがあります。またご法事をお寺の本堂で行なえば、すぐにお墓参りに行けますよね。

寺院墓地の他にも、どこが経営管理するかによって、いろいろな種類のお墓があります。
墓地の経営は、大きく分けると公営と民営の二つになります。
  • 公営墓地は、都道府県や市区町村の自治体が経営・管理する墓地です。その多くは大きな霊園で、全国に500カ所以上あります。
  • 民営墓地は、それ以外の墓地です。寺院墓地もここに入ります。寺院墓地の他に、次のようなものがあります。
    1. 財団法人や社団法人が経営管理する霊園。
    2. 宗教法人が経営する霊園。寺院墓地と異なり、「宗旨・宗派不問」としています。ひとつのお寺が寺院墓地のほかにこの霊園墓地をもっていることもあるので、注意が必要です。
    3. 村落墓地。昔から村の住民が共有している共同墓地のことです。各地には多くのこうした墓地が残り、そのまま認められています。しかし、新規利用者の公募はありませんし、こうした墓地を新たに造ることもできません。
    4. 個人墓地。村落墓地と同様に、「墓地や埋葬に関する法律」が制定される以前から個人の土地に造られていた墓地のことです。