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Q&A 137

質問137

仏教
先日、祖母の四十九日に出席しました。本堂の敷居をまたぐ際、お寺の方から「男性の方は右足から踏み出さないように。女性の方は左足から踏み出さないように」というような説明を受けました。これにはどのような意味があるのでしょうか。このお寺は浄土宗です。些細なことで申し訳ありませんが、教えてください。
〈回答 137〉 これは男左女右(なん・さ・にょ・う)といいます。男性は左足から本堂に入り、女性は右足からになります。
象の形をした香炉が敷居の手前に置いてあることもあります。その場合は香炉を、男性は左足で、女性は右足でまたいで身体を浄め、本堂に入ります。
この由来は、中国の陰陽道です。男—陽—左を対応づけ、女—陰—右を対応づける考え方です。インド仏教のものではなく(インドでは左を低く見ます)、中国仏教の習慣が伝わったのでしょう。