質問85
修行
私の彼女は、東海地方の曹洞宗のお寺の娘さんです。お寺の跡継ぎがいないため、私が跡継ぎとしてなんとかしたいと思います。お父様の後を継ぐにはどうしたらいいのでしょうか。ちなみに、私は現在会社員で、僧侶になることは今まで考えたこともありませんでした。彼女のお父様には聞きづらいので、ぜひとも教えてください
〈回答 85〉 師僧(師匠)について得度を受ける、というところから始まります。浄土宗ではその後、僧籍登録の手続きを経て、宗門の大学や養成講座などで必要な科目を修得し、本山で加行を受けます。こうして僧侶(教師)資格を取得します。「お寺を継ぐ」というのはその後の話です。
曹洞宗の場合は詳しく存じ上げませんが、同じように定められたルートがあるはずです。(東海地方でしたら愛知学院大で学ぶ方法もあるようですね)
いずれにしましても、どなたかに師匠になって頂く、というところから始まるわけです。やはり、彼女のお父様に師匠になって頂くのが一番スムーズでしょうから、まず、お父様にご相談なさることです。
「お父様には聞きづらい」ということですが、あなたが寺を継ぐということは、お父様や檀家さんにとっても大きなこと(歓ぶべきこと!)。ですから、最初からきちっと相談なさりながら進めたほうがよいでしょう。もしこの話をお父様に相談せずに進め、お父様の耳に、彼女やあなたでなく別の方面から入ってきたら、トラブルにもなりかねません。
お寺の世界も、一般社会と同じく「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」が大切です。
(H19.8.1 追記:この質問に関連して、「僧侶になりたい、あるいは僧侶になるにはどうすればよいか、とお考えの方へ」というページを新設しました。こちらもご覧下さい)
曹洞宗の場合は詳しく存じ上げませんが、同じように定められたルートがあるはずです。(東海地方でしたら愛知学院大で学ぶ方法もあるようですね)
いずれにしましても、どなたかに師匠になって頂く、というところから始まるわけです。やはり、彼女のお父様に師匠になって頂くのが一番スムーズでしょうから、まず、お父様にご相談なさることです。
「お父様には聞きづらい」ということですが、あなたが寺を継ぐということは、お父様や檀家さんにとっても大きなこと(歓ぶべきこと!)。ですから、最初からきちっと相談なさりながら進めたほうがよいでしょう。もしこの話をお父様に相談せずに進め、お父様の耳に、彼女やあなたでなく別の方面から入ってきたら、トラブルにもなりかねません。
お寺の世界も、一般社会と同じく「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」が大切です。
(H19.8.1 追記:この質問に関連して、「僧侶になりたい、あるいは僧侶になるにはどうすればよいか、とお考えの方へ」というページを新設しました。こちらもご覧下さい)