2003.01
迎 春
新たな年を迎えました。身と心を調(ととの)え、この時代、この年に何が起ころうとしているのか、また自分自身に何が起ころうとしているのか、そっと耳を傾けてみましょう。そして、自分の全てとはいかないまでも、一部分はつねに仏を念じていられるよう、願いましょう。声に出すお念仏―これが始めの一歩であり、最後の一歩でもあります。
昨年は当庵(のサイト)へ多数お越しいただき、誠に有難うございました。多くの方に見て頂ける、そして中にはご質問などを返して下さる方もある――何といいましてもこれが一番の励みになります。
現実の林海庵の方も、小さなスペースではありますが、お陰さまで当サイトと共に少しずつ成長し、電話やメールを下さる方、ご相談にみえる方、ご一緒に読経、念仏をして下さる方が増えています。
私どもは林海庵を開くときに、3つの柱をたてました。それは、
- 宗教性の高い寺をめざす
心と心の出会い、敬虔な姿勢、宗教的感動、お互いの人間的な成長を大切にしたい。 - 敷居の低い寺をめざす
どなたに対しても、「よくお越しくださいました」「よくご連絡をくださいました」と言える寺でありたい。 - ランニングコストの低い寺をめざす
信徒の皆さまへの負担をなるべくかけないようにしたい。
また当サイトもお経の解説など、新しい企画を練っています。頑張って参りますので、よろしくお願いします。「こういうことをやって欲しい」というご希望がありましたら、ご遠慮なくお寄せ下さい。
新たな学び、新たな気づきのある、実り多き年でありますように。