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2020.08

 
介護者カフェ
笠原 泰淳 記(令和2年8月)

 浄土宗では、「介護者カフェ」という取り組みを推進しています。これは、現に介護をする立場におられる方、介護に関わってこられた方、また介護経験者の話を聞きたい方などが、それぞれの悩みや気持ちを語り合い、また情報交換できるような場をお寺に作ってゆこうという取り組みです。

 実を申しますと私は当初、「お寺でこのような取り組みを行なう必然性はないのでは」と思っていたのですが、さまざまな声、たとえば...

  • 「そのような場が必要だし、これからもますます必要になると思います」
  • 「本人は病院や介護サービスの方々が看て下さるが、家族の心を支えてくれる場がないのです」
  • 「コロナ禍の中で、普段にも増して孤立感を感じている介護者が多くおられると思う」
  • 「お寺で行なっても良いと思う」
 ... などのご意見を耳にするにつれて、林海庵でもこの「介護者カフェ」を始めてみることにしました。

「カフェ」と言っても特別な飲み物をお出しするわけではなく、また講義や勉強の場でもありません。気軽な茶飲み話ができる場、というふうにご理解ください。  初回のご案内は以下の通りです。ご関心のある方、どうぞお申し込み下さい。


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