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林海庵のサイトへようこそ!

林海庵(りんかいあん)は浄土宗の小さなお寺です  心安らぐ家庭的な空間です  仏事相談・心の悩み相談などお気軽に...

⚠ 林海庵にお問い合せやメールを下さる方/下さった方へのお知らせ

笠原 泰淳

■お知らせや日々のこと
月例行事のご案内〜12月 📌New!

準備など詳細(クリックして下さい)

  • 写経会
    日 時:12月11日(水) 午後2時から3時半頃まで(会費500円)
  • 大 掃 除 🧹
    日 時:12月18日(水) 午前9時半から(13時頃まで)
    上記時間帯の間であれば出入り自由ですが、ご参加頂ける方は事前にご連絡下さい
  • 楽しいお念仏の会〜成道会(じょうどうえ)
    日 時:12月28日(土) 午後2時から3時半頃まで(会費500円)
  • Live OTSUTOME on zoom
    [A] 日 時:12月22日(日) 午後5時から45分程度
    [B] 日 時:12月23日(月) 午前8時から45分程度
    🗻 zoomを使ったオンラインのおつとめです。詳細は上の「準備など詳細」をクリックしてご覧下さい(おつとめは日常勤行ですが、海外向けに説明は英語で行ないます)
    ([A]と[B]の内容はほぼ同じです)
お寺のGoogleカレンダーを確認

(2050/01/01)
掲載紙のご紹介

10月号の『浄土宗新聞』と『中外日報』(宗教専門誌)で、住職の英訳おつとめ本(別途2024/1/13の本欄で告知済み)がそれぞれ紹介されました。
また、10月には『中外日報』紙の「随想随筆」欄(毎金曜日掲載)でも住職のエッセイが一ヶ月間連載されます。ご関心のある方は各紙Webサイトなどでご覧下さい。なお、『浄土宗新聞』は当庵でもお配りしています。ご希望の方はお越しの節にお声掛け下さい

(2024/10/01)
友引カレンダー(2025年/令和7年版)icsができました

毎年恒例、友引のicsカレンダーデータファイルを作りました(主にお寺さん向け)。ご自由にお使い下さい。今すぐダウンロード→ icsファイル
(エラーが出るなどお気づきの点がありましたら、下のお問い合わせフォーム等からどうぞお知らせ下さい)

(2024/09/08)
月刊『浄土』の住職連載「開教奮闘記」がwebでもお読みいただけます(更新)

法然上人鑽仰会(ほうねんしょうにんさんごうかい)出版の月刊誌『浄土』(編集長・村田洋一師)の当庵住職の連載「開教奮闘記」が月刊誌ウェブサイトのアーカイブでもお読みいただけます。(連載は終了しました。)
法然上人鑽仰会の「月刊誌『浄土』アーカイブ」メニューからは6ヶ月程度前までの冊子すべてをご覧いただけます。
また、こちらの林海庵ウェブサイトにも住職の執筆部分の抜き刷りを掲載していますが、第8回以降を追加しました。Downloadsのメニューからどうぞご覧下さい。(随時更新。あと少し)

(2024/08/11)
日本にお住まいの海外の方で浄土宗に関心がおありの方へ
For those who live in Japan and are interested in Jodo Shu

林海庵では、東京やその近辺にお住まいで浄土宗や法然上人の教えに関心を持つ方を歓迎しています。
At Rinkaian Temple, we welcome people who live in or around Tokyo and are interested in the teachings of Jodo Shu and Honen Shonin.

日本語のわかる方は、毎月寺で行っているお念仏の会や写経会にご参加下さい。参加費は500円です。
If you understand Japanese, please join in the Nembutsu gathering (4th Sat.) and Sutra Copying session (2nd Wed.) held every month at the temple. (Participation fee is 500 yen.)

またオンラインのmonthly Live OTSUTOMEは英語で行っています。こちらは無料で参加できます。
Moreover, another monthly event called "Live OTSUTOME" is held online in English. You can participate for free. (See also https://www.rinkaian.jp/e/.)

これらの行事とは別に、浄土宗僧侶と面談したい方や、お寺に来てみたい方は、メールでご連絡下さい。
Besides, if you want to talk with Jodo Shu priests or come to the temple, please contact us by email.

(2024/03/02)
英語版のおつとめ本を上梓しました

このたび、Live OTSUTOMEに参加して下さっている欧米の方々のために、お経本(解説つき)の英語版を出版しました。
関心のある方はどうぞご購入下さい。また海外のお知り合いの方などおられましたらどうぞご案内下さい!(右のカバー写真は日本から購入の方向けのリンクですが、この他、米、英、独、仏、伊、西、蘭、加、豪、ポーランド、スウェーデンのAmazonでご購入いただけます)

(2024/01/13)
ネット経由のご法事承ります

 法事をやりたいけれど、外出するのが心配/親戚の皆に来ていただくのが難しい、などのご事情で法事を行なうことができない方のために、林海庵ではインターネット配信型ご法事をお受けいたします。
 今までは、なかなかお寺に行くことができない海外の方向けに配信していましたが、昨今の事情を鑑み、国内の方からもご希望を承りたいと思います。
 ご自宅・お手元のパソコンやスマホで簡単にご覧になれるYouTubeの「限定配信」(動画のインターネットのアドレスを知っている人だけが見ることができる方式)を使って、林海庵の本堂でのおつとめをライブ配信します。アドレスをご親戚の方にお送りすれば皆で見ていただくことができます。画面を見ながらチャットもできます。
 詳細は、「お問い合わせ」のページから、またはメール、お電話でお問い合わせ下さい。

(2020/04/01)
動画での法話や解説などもあります

林海庵制作のオススメ動画をピックアップしました。このほか、YouTubeの林海庵チャンネルではさまざまな法話やおつとめの動画をご紹介しています。ぜひ一度ご覧下さい

・動画例「おうちで浄土宗のおつとめ」

(2018/02/11)
東京多摩在住の貴寺院檀信徒様のご法務を代行します

全国の浄土宗ご寺院の皆さまへご案内いたします。
東京多摩地区(ないしその近辺)にお住まいの貴寺院檀信徒様のご法務を、当庵にて代行いたします。詳しくは
(PCの方)「林海庵概要」のページの「全国の浄土宗ご寺院の皆さまへ」の項
(モバイルの方)「全国の浄土宗ご寺院の皆さまへ」のページ
をご高覧下さい

(2017/08/08)
アーユスの機関紙に住職のインタビューが掲載されました

アーユス(アーユス仏教国際協力ネットワーク)は仏教系の社会貢献NPOで、林海庵もご縁をいただいて微力ながら応援しています。
アーユスが発行している冊子の2017年5月発行号に前住職のインタビューが掲載されました。インタビュアーはアーユスのスタッフの三村紀美子さんです。
紙面の一部をこちらにも掲載します。「アーユス住職インタビュー」をぜひご覧下さい!(いきなり顔写真でちょっとビックリさせてしまいますが…)
※アーユスのウェブサイトへのリンクです:アーユス仏教国際協力ネットワーク

(2017/06/09)
■ひとことメッセージ・ご質問などどうぞ(枠内でスクロールします)
■コ ラ ム
(過去のコラムはこちら→

《浄土宗と六道輪廻》New!

笠原 泰淳 記(令和6年12月)

「浄土宗では(六道)輪廻を否定するのですか?」
 このようなご質問を頂くことがあります。
 今回は浄土宗の教えと輪廻転生の教えがどのように関係するのか、整理してみたいと思います。
(先月(R6. 11月)のお念仏の会とLive OTSUTOMEでお話しした内容をまとめたものです。当日お配りした資料を元に再構成しました。)

 輪廻転生は映画やアニメの題材になることもあって、若い方でもご存知でしょう。しかし、それを自分のこととして考えている人は少ないと思います。
 わたし自身はどうかというと、具体的な過去生の記憶があるわけではありませんが、おぼろげながら輪廻転生説を信じています。たとえば仏教や浄土宗との出会いについても、今生の縁のみでこの教えに導かれたとは思えないのです。おそらく過去生のどこかで、今生で浄土宗に導かれることになった原因(縁)があったのではないか—。
 あるパーリ語の初期経典にはこのように説かれています。

 釈尊は悟りを開かれる前、食事制限を中心としたいく通りもの苦行を行ないます。そしてその結果、苦行を続けることの無益さを理解します。彼はちゃんとした食事をとった後、回復した集中力を自身の過去生の想起に向けました。
 その経典の中では、釈尊は幾多の過去生を思い起こし、それぞれの人生の時に何という名前であったか、どのような民族に属していたか、どのようなものを食べてどのようなことを楽しみとし、どういうつらい経験をしたか、またどのようにその生を終え、次にどの生に現れたかというようなことをつぶさに思い出したと述べられています。
 さらに彼は、他の生きものたちの輪廻転生を観察し、それらの生きものが各自の行為によって高次の世界に生まれ変わったり低次の世界に生まれ変わったりすることを知ります。そしてそれを理解した自分自身の心が、低次の世界に向かう傾向から解き放たれたことを知り、このように言います。
「自分は解き放たれた。わたしは確かにこれを実感した。これが最後の生である。わたしは聖なる道を歩み切った。なすべきことをすべて成し終えた。再び生まれてくることはないであろう。」

 こうしてみると、(諸説あるものの)輪廻転生説はブッダの悟りと、そして仏教の教えの根幹とに深く関わるものであるといえましょう。

 さて、伝統的にはこの輪廻転生は、六つの世界で起こる生まれ変わり死に変わりの連鎖であると考えられています。

仏教に説かれる六道輪廻

 この六つの世界とは、
  1. 絶えざる身体的苦痛と、監禁の苦しみに苛まれる世界(地獄)
  2. 飽くなき渇望と、それが満たされない苦しみに圧倒される世界(餓鬼)
  3. ものごとを洞察できず、ただ自分の目の前のものだけを追い求める者たちの世界(動物)
    ※これら三つが、六道の中のより低次の世界です。(三悪道)
  1. 苦楽の体験とその原因について考え、より深くものごとを見通すことができる世界(人間)
  2. 各自の理想を求めて、お互いに競い戦い続ける世界(修羅)
  3. 自分の世界を広げ、一時的に理想と平和を達成したように見えるがいまだ「生まれ変わり死に変わり」の枠を超えられない世界(天)
    ※これら三つが、六道の中ではより高次の世界といわれます。(三善道)

 私たちは現在、4.の人界におりますが、未だ六道輪廻の内側にいるわけです。私たちは輪廻転生を繰り返した結果、この世に人間として誕生しました。
 ある説によれば、人間としての一生の中にも六道があって、人はその中を行ったり来たりしているといわれています。より良い人生を生きるために、この教えは大いに参考になります。たとえば、人生の葛藤の時期を超えて天界のような安らかな時間を過ごすときもあれば、やがて再び激しい競争が始まり(修羅)、自分の考え方しか見えないようになり(動物)、それが激しい苦しみ(餓鬼、地獄)になってゆくということもあるでしょう。天界は決してゴールではないのです。

六道を超えた仏(悟り)の世界を目指すのが仏教である

 さて、こうして私たちは輪廻転生の中で苦や楽に満ちた人生を歩みます。人生の最終段階が身体の死でありますが、浄土宗では死後のルートがふた通りに分かれます。上のルートは生前の念仏行を通して浄土に往生する道、下のルートはふたたび六道輪廻を続けるルートです。

 悟りに至ることは誰にとっても容易なことではありませんが、念仏の実践によって浄土に生まれることは誰にでもできます。なぜならば、浄土往生は私たち自身の能力や努力によってなされるのではなく、阿弥陀仏の力によってなされるからです。阿弥陀仏は念仏行者を一人として見捨てることなく、浄土に救い取って下さいます。
 ひとたび浄土に至れば、六道に転落することはもうありません。浄土において成仏するまでどのくらい時間がかかるかは分かりませんが、六道輪廻を繰り返しながら修行を続けて自力で悟りを目指すことを考えれば、遥かにすみやかに目的に到達できるのです。
 その先はどうなるのか—この質問もたびたび受けます。阿弥陀仏の浄土で成仏したあとは、みずからの仏国土を建設して、衆生済度へと向かいます。これは浄土宗のみならず、大乗仏教一般の精神です。

 まとめますと、浄土の教えでは、まず第一に、私たちは現在までずっと輪廻転生を続けてきた、ということを前提とします。そして第二に、そのような六道輪廻から念仏往生を通じて速やかに解脱することを教えます。
 もし仮に、皆さんが六道輪廻の教えを信じがたいとして受け入れなかったとしても、大丈夫です。阿弥陀仏の本願力を信頼して日々お念仏を実践していれば浄土往生はかないます。
 ですから仏教の教えの一部である輪廻転生説は、「浄土に生まれることができれば六道輪廻の苦しみから解放される」という意味において、私たちの浄土往生の願望を強固にしてくれる教えの一つであるといえましょう。☸


■当庵の概要
  • 林海庵は、浄土宗の開教施策に基づいて多摩地区(※)に新設された小さなお寺です。
    (浄土宗サイトの寺院紹介 http://otera.jodo.or.jp/temple/13-445/

  • 住職・笠原 泰淳 (かさはら たいじゅん)を始め、各スタッフが皆さまをサポートします。仏教情報センターのテレフォン相談員ほか、いずれもさまざまなご相談をお受けする訓練や経験を経ています。

  • 仏さまに手を合わせる心を、何よりも大切にします。

  • 葬儀や法事のほか、お盆のお経や仏壇の開眼だけお願いしたい、という方も歓迎します。

  • 悩み相談や仏教についてのご質問もどうぞ。(ご相談については宗派・宗教・無宗教を問いません。秘密厳守します。)

    (※) 当庵は東京都多摩市にあります。近隣の八王子市・町田市・日野市・立川市・国立市・国分寺市・府中市・稲城市・調布市・狛江市・川崎市(麻生区・多摩区)等にも出向きますので、お気軽にご相談下さい。

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■更新情報  ~サイト管理人より~
  • 2024/11/26... 前回の行事の記録と、次回の行事のご案内を掲載しました
    ・11月のLive OTSUTOMEの日付の月の部分が11月であるべきところ、10月となっていました(日は正しかったのですが)。全くもって不注意です。大変失礼しました
  • 2024/11/05... 行事の報告や、11月の案内を掲載しました。遅くなりました m(_ _)m
  • 2024/10/05... コラムを更新しました
  • 2024/10/01... 行事の記録、お知らせを更新しました。
    ・お念仏の会のお歌の伴奏、毎月自分なりにアレンジするわけですが、先月の「サザエさん」は、唱歌と違ってビートの効いたバックバンドの演奏を再現するのが難しかったです。ホーンセクションのメロディーも印象的。参加者から「楽しかった〜」とお声をいただいて嬉しかったです
  • 2024/09/03... コラムを更新しました。また行事のお知らせなども更新しました
  • 2024/07/31... 行事のお知らせなど更新しました
    ・お念仏の会では、参加者の体調を最も優先します。無理なく楽しい会にいたしましょう!
  • 2024/07/30... ●ご寄付のお礼…7/22にビットコインでの送金を受領しました。貴重なご寄付をいただき、誠にありがとうございました。心より御礼申し上げます。大切に使わせていただきます。もしお差し支えなければ、お名前、ご連絡先をwebmaster[アットマーク]rinkaian.jpまで(またはお問い合わせフォーム、電話などいずれでも結構です)お知らせ下さいますよう、お願い申し上げます。合掌
  • 2024/06/25... 行事のお知らせなど更新しました
    ・ここの更新情報を整理して更新記録のページに移しました
  • 2024/06/13... 月の半ばではありますが、コラムを更新しました。あと「お知らせや日々〜」の部分も少し整理
  • 2024/05/01... 行事のお知らせなどを更新しました
  • 2024/03/02... 行事のお知らせを更新しました
    ・新たに、日本在住の海外の方々向けの告知を掲載してみました。お知り合いでお寺に来てみたい、お念仏やお寺を体験してみたいと思われている方をご存知でしたら、どうぞ当庵をご紹介下さい。大歓迎です
  • 2024/02/01... コラムを更新しました(まるでずっとお正月気分... みたいでした)
  • 2024/01/30... 行事のお知らせ等を更新しました
  • 2024/01/13... 大変な苦労の末、おつとめ本の出版に漕ぎ着けることができました。いろいろな選択肢があった中、結局Microsoft Wordで原稿及びカバーの版下を作成し、そのままKindle Direct Publishingにアップロード。自力です。
    (「大変な苦労」とは、ヘッダの継承関係が壊れてヘッダ/フッタの内容を編集しようとするとWordがフリーズしたり、最後までフォントが決まらなかったり、サムインデックスの文字が枠内に収まらずに何度もKDPにダメ出しされたり、主にそんなことです)
  • 2024/01/01... あけましておめでとうございます。コラムをアップしました
    ・修正会の準備もできました。皆さんの初詣をお待ちしております
  • 2023/12/31... これより前の更新情報は「サイト更新記録」のページにまとめました